幸福な田舎のつくりかた:地域の誇りが人をつなぎ、小さな経済を動かす
出版社学芸出版社
ISBN4761513144
価 格¥1,944(税込)
発行日2012/09/14
著 者金丸弘美(著)
個性的で活力ある各地の食の地域づくりを紹介しています。

地域を誇ることが、参加と共感を呼び、小さくても確かな経済をまわす。食と映画の都・山形県鶴岡市、小説の舞台となった高知県おもてなし課、進化する直売所さいさいきて屋(愛媛県今治市)、地域応援商社四万十ドラマ(高知県四万十町)等、注目の地域がローカルシフトする価値を創造しコミュニティを元気にするしくみとは

第1部 ないもの探しから、あるもの磨きへ

  第‐
   風土を誇りに、食の都、映画の都を目指す
   山形在来種研究会、アル・ケッチァーノ、庄内映画村(山形県鶴岡市)

   ・市民がつくり、上映する映画「よみがえりのレシピ」
   ・料理家と学者が目指す「食の都」
   ・伝統的野菜の発掘を応援するメディア
   ・高校生が挑む「食の甲子園」
   ・農家レスストランでいただく伝統野菜
   ・風土を愛する人々が盛り上げる「映画の都」

  第⊂
   若者が新風を吹き込む、レトロな商店街
   一の宮門前町商店街(熊本県阿蘇市)

   ・商店街の活力で神社詣でが増える
   ・新しい客層を呼び込んだ洋裁学校跡地のアンティークショップ
   ・若古い家屋を若い人たちの店舗に蘇らせた上之裏通り
   ・明治生まれの洋裁学校が店舗群に生まれ変わる

第2部 ローカルを発信する、ユニークさが共感を呼ぶ

  第章
   地域の味を育て届ける、トータルプロデュ‐ス
   道の駅 萩 しーまーと(山口県萩市)

   ・萩の魚を都会に売り込むメディア試食会  
   ・市民の台所を目指した道の駅
   ・民間主体で運営、責任者は全国公募で
   ・漁業者と連携したイベントが大好評
   ・生産、販売、流通、料理までをプロデユース

  第ぞ
   売りたいのは、商品に込めた土地の物語
   四万十ドラマ(高知県四万十町)

   ・雄大な風景に佇む道の駅
   ・思わぬきっかけで全国に知られる存在に
   ・ローカル・ローテク・ローインパクトなものづくり
   ・企画から販売まですべてやるデザイナー
   ・インターンシップ制度を若者の定住につなぐ
   ・四万十ファンを生み出すトリガ‐に

  第ゾ
   まちのファンを増やす、観光特使の活躍
   高知県おもてなし課、小説『県庁おもてなし課』(高知県)

   ・観光客の流れが変わった
   ・欧州スタイルを取り入れる
   ・小説『県庁おもてなし課』の衝撃
   ・どこまでが小説?どこまでが現実?
   ・県庁おもてなし課って何をするところ?
   ・廃校・空き店舗をミュージアムに、海洋堂の戦略

第3部 人と人をつなぐ、農村と都市をつなぐ

  第章
   1軒の直売所から地産地消がまわりだす
   JAおちいまばり「さいさいきてや」(愛媛県今治市)

   ・150万人を魅了する直売所
   ・鮮魚のよさと対面販売が売り
   ・自動販売機は置きません
   ・小さな農家、女性、高齢者も参加できる市場を
   ・参加者が売りたくなる仕組みをつくる
   ・ケーキを売るのではなく、果物を売る
   ・直売所が農協と農家の意識を変えた
   ・未来の今治ファンをつくる学校給食

  第Ь
   消費者とつなぐ産直で、小さな農家が輝きだす
   JA雲南(島根県雲南市)

   ・産直で輝きだした生産者たち
   ・小さな青空市と直売所をつなぐネットワーク
   ・農協は小さな農家を支えるのが本来の姿ではないか
   ・都会の消費者に大好評の出張販売
   ・売れ筋を知り、売れる農産物のつくり方を学ぶ
   ・小さな農産物の価値を高め、地域の農業力を磨く

  第┥
   若者農家が連携し、地域で稼げる農業を
   野菜くらぶ(群馬県昭和村)

   ・急増する農家の法人化
   ・稼げる農業を目指す専業農家集団
   ・絶望のどん底から見出した活路
   ・変わり始めた農業出資の形
   ・若い農業希望者の独立を支援するプログラム

  第章
   都会の人と、地域を楽しむ農業を
   南信州観光公社(長野県飯田市)

   ・グリーン・ツーリズムの時代
   ・お金には代えられない感動を
   ・地域を楽しむ農業を
   ・農家を束ねる株式会社
   ・地域の資源をまるごと体験プログラム
   ・都会の子どもの田植えが支える田んぼ
   ・ワーキングホリデーで地元のよさを発見